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接骨院経営は儲かるの?

今や、街のいたるところで営業している接骨院。はたして、どれだけの院が黒字を叩き出しているのでしょうか。そこでここでは、これから接骨院を開業しようとしている方に向けて、業界を取り巻く環境や開業事情を調査。安定した経営を続けていくために何が必要なのかについてまとめました。

接骨院業界の現状

厚生労働省の調査によると、2008年には34,839ヶ所だった接骨院。10年後の2018年には50,077ヶ所までに増加。この10年間は、右肩上がりで施設数が増え続けています

これに、エステやマッサージ店などの類似業態を併せると、さらにその数は増え、競争が激化している市場であることは明らかでしょう。 こういった市場にやみくもに出店しても、膨大な競合店に飲み込まれるだけ。従来の運営方法を見直し、何らかの対策を講じなければ生き残りは厳しいでしょう。そこで以下では、売り上げを安定させる具体的な3つのポイントを解説します。

1.保険診療と自費診療を組み合わせる

接骨院の強みの一つに、保険診療に対応できる、という点があります。しかし、「昨今の保険請求への取り締まり強化」や「診療内容を差別化しづらい」といった点から、 保険診療の範囲内だけでは十分な集客ができず、自費診療を織り交ぜる接骨院が増えてきています。

自費診療は単価が高いだけでなく、施設ごとで自由に施術内容を決められるため、差別化が図りやすいのです。 加えて、顧客のニーズに対して、柔軟に対応できるというメリットもあります。自費診療には、新しい機器の導入が必要になる場合もあるため、コストを考慮した事業計画が必要となります。

2.固定費を見直す

事業において利益を上げるためには、売上アップと同時に経費を削減することが必要。経費の中でも売上高に影響されない固定費を見直して、支出を低く抑えることにより、利益幅を大きくすることが可能になります。

一般的な固定費としては、人件費や家賃、光熱費、リース代など。ただし接骨院の場合、人件費を削り過ぎると施術・サービスの質や顧客満足度が低くなり、売上が減少することがあるため、慎重に行わなければなりません。

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3.集客方法を見直す

競合が多い整骨院・接骨院業界では、開業するだけで受診者を集めることは困難でしょう。来院を促すためには、広告・宣伝活動は必須。効果的に行うには、他には負けない自院の強みをアピールすることが重要です。

方法としてはチラシ配布や看板広告、イベント開催などオフライン施策と呼ばれるものと、ホームページ作成や各種SNSでの情報発信、ブログ、リスティング広告など オンライン施策がありますので自院に合ったものを選びます。

その他のポイント

自費メニューの導入、追加

接骨院で経営を軌道に乗せるためには、自費メニューを導入することが欠かせません。自費メニューは単価が高く、療養費の影響を受けにくいというメリットがあります。長期的な目線で見ても利益を上げられる可能性が高く、自由度の高さが魅力です。顧客のニーズに沿った施術内容や値段などを設定することは、収益の増加に繋がります。とはいえ、事業計画をしっかり立てておかないと、設備導入資金が足りず失敗してしまう危険性があるので気を付けましょう。

運動療法

施術を与えるだけでなく、患者さん自らが行う運動療法を行い、施術効果を上げるのもおすすめです。

運動療法には、関節可動域を回復させる訓練や、歩行訓練、筋力を増強する訓練、心肺機能を改善させる訓練などがあり、物理療法などを提供することもできるでしょう。たとえば、チューブなどを使い傷めている部位の負担を軽減させる筋力アップや普段使えていない筋肉を使うための運動トレーニング、姿勢を改善させるためのトレーニングなど、症状に応じてリハビリ的に導入するのも一つの方法です。

リピーター獲得

リピーターを確保するのは収益を上げる上で大切な要素です。せっかく集客や宣伝を行っても、1回しか利用してもらえなくてはもったいないでしょう。リピーターを確保するための対策や方針を検討する必要があり、スタッフの技術を向上させたり、来院者のニーズを見直したり、再来院を促す対策を講じたりするなど、さまざまな方法があります。経営画を安定させ、継続して収益を得るためにはリピーターの存在は必要不可欠です。リサーチや教育、学習の機会を設け、再び足を運んでもらえるよう計画を練りましょう。

接骨院の
リピーターを増やすには?

顧客満足度を向上させる

患者様から愛される先生のいる接骨院は儲かる傾向にあります。顧客の満足度は売り上げに直結しているといっても過言ではありません。患者様から人気の柔道整復師は患者様の症状から本質的な原因を見抜き、根本から治療を行います。症状を改善していく中で患者様とコミュニケーションを取り、信頼を勝ち取っているのです。中長期的に人気を集められるかが鍵であり、人気を維持できれば質の良い新規患者を取得できます。口コミや紹介の力で、経営を安定させることがでるでしょう。

物販を始めてみる

施術以外に、物販をはじめることで売上をあげることもできます。物販で取り入れられるものとしては、比較的リーズナブルだが定期的な購入が見込めるものと、単価が高く不定期に売れるものがあるでしょう。前者の例では、サプリメントや栄養ドリンクといった健康食品、後者では枕や健康器具、コルセットといったものがおすすめです。

物販はやみくもに、はやりのものを導入するのではなく、施術との相乗効果があるもの、本当に良いものを厳選して販売することが大切でしょう。

分院を展開する

接骨院の売上をアップさせるためには、施術人数を増やすのも一つの方法でしょう。ただし、ベッドの数や施術者の数には限界があるため、どうしても頭打ちになりがちです。そこで、分院展開をして、店舗数を増やすことも考えましょう。

スタッフ教育や経営管理は必要ですが、成功すれば確実に収入を右肩上がりにすることができます。