レセコン導入前はレセプト作成業務等に時間がかかっており、1ヶ月あたり20時間以上が費やされていました。
レセコン導入によって、レセプト作成等に必要な時間が短縮。これまでレセプト作成に費やしていた時間をほかの業務にあてることができるようになり、労働能率の向上を叶えた事例です。
レセコン導入前は、保険証を確認しながらの紙カルテへの手入力作業や紙媒体のアポイント帳による予約管理、患者情報の管理などに時間がかかっており、さらに手書き運用による人為的なミスなどが業務課題となっていました。
特に業務課題として危惧していた点として、「バラバラになった紙カルテの履歴探索」「紙カルテの管理コスト」「紙レセプトでのチェック作業」があげられています。そのなかでもレセプト作業は、ミスの少ない提出を行うための確認作業に多くの時間を要していました。
新規患者のカルテを登録するにあたって保険証読み込み専用のスキャナーを活用したところ、入力作業が保険証に記載のない住所や連絡先のみに。問診票や治療に関するアンケートもスキャナー取り込みによる保存管理に変更となり、紙媒体での保存管理の手間やコスト削減を叶えています。
また、予約情報のデジタル管理により、患者さんが不満を持ちやすい待ち時間が減少。さらに、診療までに時間を要する場面でも、来院状況を院内で共有できるようになったことで、適切な対応を行えるようになったとのことです。
また、レセプトを事前にチェックするサービスの活用によって請求のミスが減少し、経営的にも良い影響を及ぼしています。
レセコン導入前は患者さんとの施術内容のすり合わせができないことも多く、療養費を請求するにあたって不正請求を疑われることが不安要素となっていました。
レセコンの機能を活用することで施術内容の確認書を発行できるようになり、施術前に患者さんと施術内容のすり合わせを行っていることがシステム上でも証明できるように。不正請求を疑われた場合でも確認書を印刷して提示することで正当な請求を主張でき、整骨院を運営していくうえで心強い存在になっているとのこと。
もともとレセコンを導入していたものの、サポート担当者の対応が遅く、業務の進行に影響が出ることが課題となっていました。業務改善を図ろうと、サポート体制のしっかりとしている別のレセコンを導入することになりました。
以前使っていたレセコンから別のメーカーのレセコンに変更したところ、レセプトに導入されている機能によって、レセプト用紙の並び替えや受付入力をスムーズに行えるように。作業時間が短縮化されたほか、時間のかかっていたレセプト印刷業務も楽に行えるようになったとのこと。また、操作方法で困ったことがあれば担当者に直接電話で確認でき、分からないことをすぐに解決できるようになったことで、業務の改善につながった事例です。
保険施術のほかに、自費物販の売上も伸ばしていきたいと考えており、売れているメニューの分析機能がついたレセコンの導入に至りました。
レセコンの分析機能を活用したところ、どの商品がどれだけ売れているのかを分析できるように。分析結果はグラフやパーセンテージなどで分かりやすく表示され、強化すべきポイントが見えてくることで次の手が打ちやすくなったとのこと。また、自費物販メニューを追加できることで料金表を確認する手間がなくなり、誰でも簡単に作業ができるようになりました。